古事記 其ノ壱「初めての物語」は、2017年11月にリリースされたサークル「古事記をオーケストラで演ってみた」からリリースされた最初のアルバムです。
「古事記をオーケストラで演ってみた」って何?
ラノベ感覚でキャラ萌えしながら読める「古事記」!! というキャッチフレーズでお馴染みの小野寺優さんの「ラノベ古事記」のWeb版「古事記を現代語訳っていうかラノベ風にしてみた」
ここに記されている物語を、オーケストラでやってみたらどうなるのかな?と思い立ったのがきっかけで生まれたシリーズものです。こちらはそのシリーズ1作目。
読みやすいテンポで流れていくラノベ表現ですので、出来上がった曲も、テンポよく聴きやすいものが多くなりました。
古事記 其ノ壱 INDEX

- はじめのはじまり
- 何もないところから神様がフッと現れた、いわゆる天地開闢の場面。肝心の神様は退屈だったのか、すぐにどこかへ行ってしまいますが・・・
- なにもない海
- イザナギとイザナミが上司から「国作ってきて!」と命令され、途方に暮れる
- はじめての島
- 別の上司(カムムスビ)から秘密アイテムをもらって、とりあえず島を作ってみた
- 結びの儀式
- うまく島ができてテンションの上がった二柱は、イザナミの主導で結婚しました
- 幸せのひととき
- 失敗もありましたが、たくさんの子供達(神様たち)に囲まれ、幸せな日々を過ごします
- はじめてのお別れ
- ところが火の神を産んだことが原因で、イザナミは亡くなってしまいます
- 再会への旅立ち
- イザナミを黄泉の国から連れ戻すために・・・でも時間がありません!
- 暗がりの道
- 真っ暗な黄泉の国の洞窟を、手探りで進むイザナギ
- 悲しみの対話
- ようやくイザナミと巡り合えたのですが・・・
- この世にたどり着くために
- 黄泉の国の追手から逃げるために、様々な手を使い逃げまくるイザナギ
- 桃の実を手に取って
- まるで最終兵器のような桃の実を敵に投げつけ、やっとの思いでこの世界に生還しました
- 妄想の禊
- 妄想です。イザナギもゆっくり温泉に入りたいと思ったのです。
- 禊の川面
- 汚れを落とすために、神聖な川で禊(みそぎ)をするイザナギ。そしてここからも様々な神様が生まれ、物語りは次の章へと進んでいきます。
最後に
大人から子供まで、またクラシックに興味ない人も楽しめそうなアルバムになっていますし、それぞれの曲にはショートストーリーが込められていますので、あれこれ想像しながら聴いていくのも楽しみ方のひとつでしょう。
また「古事記〜」とアルバムタイトルがついていますが、古事記とは全然関係なしで例えば「ゲームのBGM」みたいな感覚でも楽しめたりします。
気になった方は、是非こちらもチェックしていただけると嬉しいです!
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